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COVID‑19、日本では今も『新型』コロナウィルスなどと呼ばれているコロナウイルスに関して、欧州に生息するネズミから新しいコロナウイルスが発見されたと報じられています。

COVID‑19(新型コロナウイルス)の発生源とされているのは中国です。食品市場で売買されているセンザンコウといった鱗甲目や、場合によっては食材にもなるという中国のコウモリもコロナウイルスを保有しているのですが、実はネズミも齧歯動物を保有する可能性があります。

A New Coronavirus Has Been Found Spreading Among Rodents in Sweden

今回新たに見つかったコロナウイルスはスウェーデンに生息していたヨーロッパヤチネズミです。名前はGrimsö(グリムソ?)ウイルスなどと呼ばれています。このグリムソウイルスが現在人間に感染するかどうか不明ですが、問題なのはこのヨーロッパヤチネズミが人間の比較的近くに生息していることから現在のコロナウイルスのようになにかの拍子で人に感染し拡散する可能性はゼロではないため「野生の齧歯動物の間でコロナウイルスを監視し続ける十分な理由があります」と説明しています。

ヨーロッパヤチネズミに関してはグリムソウイルス以外にもプーマラウイルスを持っており、人間に感染することでエピデミック腎症を引き起こす事がわかっています。ヨーロッパヤチネズミは天候が悪くなると人が住む家に入ることがあるといい感染するリスクも高まります。

これまでの研究ではストックホルム西部のグリムソと呼ばれる場所から450匹の野生のヨーロッパヤチネズミを捕獲し調査した結果、3.4%から新しいベータコロナウイルスが確認されていました。ベータコロナウイルスは人間に感染し発症するとSARS(サーズ)などを引き起こします。

記事によると、ヨーロッパヤチネズミ欧州からロシアにかけて広範囲に生息しており、これら生物が人間に対する病気の貯蔵庫になっていることを示唆していると記載されています。
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