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旗艦モスクワが沈没するなどウクライナの攻撃で恥じ晒す結果になったロシア。一方でロシア側としては航空機、特に無人機からの攻撃にも晒されているのですが、艦艇の甲板に本来は地上に設置する地対空ミサイルシステムを搭載した姿が報告されました。

現在の多くの艦艇には後部が平らになっており、ここからヘリコプターや最近では無人機を発進させることができるようになっています。そのためある程度広いスペースが用意されているのですが、ロシア海軍の22160型哨戒艦(Vasily Bykov級のコルベット)艦にはそこに防空システムとして地対空ミサイルを発射するシステムを外付けしている様子が撮影されました。

Ground-Based Tor SAM System Seen Strapped To Russian Black Sea Warship

この装置は今回のウクライナ侵攻が理由で開発されたものではありません。

こちらの動画は2017年に投稿されたもので、今回撮影されたものと同じものが搭載されています。

9K330

ベースになっているのは9K330 トールと呼ばれるもので通常は陸上における中空~低空域短距離防空ミサイル・システムとして運用されています。射程は到達高度などで異なるのですが、低空では水平に最大12km、高高度であれば6kmまで届くとされています。

艦艇に地対空ミサイルは他にもある

このよう外付けとして地対空を搭載することは他国でもあります。例えばイスラエルは短距離防空システム「アイアンドーム」を艦艇に搭載することがあり、最近発生していたガザ地区から発射された無差別の無誘導ミサイル攻撃では洋上にある原油掘削プラットホームを守ることに成功しています。