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様々な特徴のあるミサイル。現在それらは高度に制御され高い命中精度を誇るのですが、今回はそのようなミサイルが命中する瞬間を撮影した試験中の写真を紹介していきます。

ミサイルで攻撃する種類は大雑把に地・空・艦の3つ種類があり、その攻撃対象も地上・空・艦があります。例えば『地対地ミサイル』というものがあるのですが、これは『地上から発射して地上のターゲットを破壊する』ミサイルです。この地対地ミサイルとは一般的に弾道ミサイルや履帯を付けた車両から斜めに発射するミサイルがそれにあたります。

他には対艦ミサイル、対衛星ミサイルと呼ばれる場合もあるのですがこのように対◯◯の◯◯が攻撃対象を表しています。

では写真を紹介していきましょう。
GBU-10.
こちらはGBU-10 ペイブウェイIIというもので戦闘機などに搭載する無誘導爆弾に翼やレーダーなどをつけ精密誘導兵器にしたものです。これはエンジンは搭載されておらずミサイルではなく爆弾という言葉になります。これは空対地ミサイルで対象は建物や車両です。

AGM-114 Hellfire.
こちらはAGM-114 ヘルファイア。主にヘリコプターや最近ではドローンなどから発射する対戦車ミサイルです。極めて高い貫徹力(貫通力)と誘導システムにより現代運用されている戦車ではほぼ一撃で撃破することができます。分類としては空対地ミサイルです。

GBU-24
GBU-24 ペイブウェイIII。GPS誘導以外にもレーザーを照射することでその対象をトラッキングして破壊することもできます。分類としては空対地ミサイルですが写真は特殊な例となっています。

AGM-65 Maverick
AGM-65 マーベリック。主に空対地ミサイル(対戦ミサイル)としてひろく西側諸国で配備されている兵器。高い攻撃力と命中精度を誇るもので、こちらも現在の戦車であればほぼ一撃で撃破できる威力があります。初期型は1970年から運用されており、射程を伸ばすなど今も進化し続けている兵器です。(空対地ミサイル)

AGM-158 JASSM
AGM-158 JASSM。射程300kmを超える巡航ミサイル。レーダー反射抑える見た目になっており、大型爆撃機から戦闘爆撃機で運用可能な兵器。(空対地ミサイル)
現在は射程を1000km程度まで伸ばした改良型があり、派生型とて艦艇を攻撃できる空対艦ミサイルLRASMがあります。

Nothing But Images Of Precision Guided Weapons Taken Just Before They Obliterate Their Targets