image_510

電話番号や誕生日、位置情報、連絡先などを収集しているスマホアプリ。その一つ中国のTikTokに関して、利用者の情報がやはり中国側が閲覧可能な状態になっていると報じられています。

TikTokはプライバシーに関する懸念を解消するべくアメリカ人ユーザーのデータをアメリカ国内で管理する計画を発表していましたが、新たに海外メディアのBuzzFeedが入手した録音データによって、アメリカで管理される全データに中国からアクセス可能であったことが明らかになりました。

Gigazine
スマホアプリについてはそのアプリが端末内の何にアクセスしているのか、例えば無関係なカメラや連絡先まで収集するような怪しすぎるものも存在していますが、今回過去にも指摘されている中国製のムービー共有サービスであるTikTokです。

記事によるとTikTokはこれまでも個人情報をどう収集しているのか。特にネットを常に監視している中国国内で作られたアプリであり、当然海外ユーザーの情報も集めその情報にアクセス可能なはないかという問題が懸念されています。

これに関してTikTok側「TikTokが集めるアメリカ人のユーザーデータは他の多くの企業より少なく、収集したデータはアメリカおよびシンガポールで保管されています。私たちはデータを中国政府に提供していません」と公式に発表していたといいます。



しかし、BuzzFeedによるとTikTokの運営会社であるByteDanceの社内ミーティング録音データを80件以上入手した結果、中国国内からTikTokのアメリカ人ユーザーのデータにアクセス可能である現状が明らかになったとのこと。

問題はBuzzFeedの録音データの信頼性です。記事では2021年9月~2022年1月に録音された14件のデータに「アクセス可能だ」という音声が入っていたといい、2021年9月に録音されたデータでは北京で働く開発者が「全てのデータにアクセス可能なマスター管理者(Master Admin)」と呼ばれていたとしています。


SNSをはじめ私達が日常的に使うスマホアプリ、当然TwitterやGoogle関連のアプリについてもどのように個人情報を収集しそれが利用されているのか仮に利用された場合どうなるのかは私達には想像することが難しいです。当然口座情報といった犯罪にかかわる内容とは異なると考えられるのですが、アメリカとしては『安全保障上の懸念がある』しており、2020年には政府機関でのTikTok使用禁止を定める法案を可決しています。
このエントリーをはてなブックマークに追加