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スペースシャトル引退に伴い二転三転したアメリカの宇宙開発、そして将来の目標。現在は月を軸に最終的に火星への有人探査を目標にしているのですが、流出した文章から2025年に再度有人月面着陸を行う予定はほぼ不可能であることが明らかになりました。

スペースシャトルの引退に有人宇宙船の開発が間に合わず、ロシア頼みになるという屈辱を経験することになったアメリカ。現在はオバマ大統領がぶっ壊した月面探査計画をトランプ大統領が復活させ、バイデン大統領もそれを引き継いでいます。

アメリカは「有人月面探査は行わない」としていたのですが、中国やロシアが有人月面探査を行うとしたところ方針転換。現在はその方向で進んでいるものの問題なのは有人月面着陸がいつ行われるのかです。

当初トランプ大統領は2024年としていたのですが現在は2025年となっています。最近Ars TechnicaというサイトがNASAから(?)流出したという文章を見ると、月面着陸の最初の有人ミッションである『アルテミスIII』ミッションは2030年、月面ローバーは2032年まで送り込めないと予想していることが明らかになったそうです。



原因はロケット開発の遅れです。現在NASAはスペースシャトルの事実上の派生型となるSLSを開発しているものの開発が明らかに遅れており予算も当初の予想よりはるかに上回っています。

内容は以上ですが現在月軌道を周回するゲートウェイという小型の宇宙ステーションの建造も始まっておらず全体的な月面開発のスケージュールは明らかに遅延しています。宇宙開発と遅延つきものなのですが2025年の月面着陸を行うというのはまず不可能です。

これはNASAの監査局も認めているところであり3~4年ほど遅れ、目安としては2028~29年頃に延期されるのではないかと予想していました。