
太陽系内の惑星で唯一液体の水が存在する地球。その隣には月を従え安定した自転をしているという理想的な天体です。この月に関しては最近『極』に氷があるという観測がでているのですが、この月に関して地球から飛んでいった酸素と水素のイオンで水(氷)が存在する可能性があると主張しています。
アラスカ大学フェアバンクス校の地球物理学者によると、地球の磁気と太陽風のイメージでは地球の後ろ側に月が入った時、日数にして5日間ほど入っているのですが、この時に地球から剥がされた水素と酸素イオンが月面に運びこまれ月面で永久凍土が作られる可能性があると主張しています。
The Moon May Have Been Covertly Siphoning Earth's Water For Billions of Years
この永久凍土については、月には磁気圏が存在していないため両イオンが地表に衝突すると永久凍土のような霜がつくられる可能性があるとしており、複雑な地質学的プロセスでその一部が地下に入ることで液体の水に変わる可能性もあるとのこと。
ではどのくらいの量が月でH2Oとなったのか、この研究者によると3,500立法kmの量がこれまで作られた可能性があるとしており、これは過去35億年の量でありその一部が月の地下に蓄積されている可能性が示唆されているとのこと。
▼月の南極(左)と北極(右)での表面氷の分布。(NASA)

見出しでも紹介したようにこれまで複数の観測から月の北極もしくは南極のクレーター内部かつ、ある程度浅いところに氷として水が存在している強い証拠があります。この水がどこから来たのかはまだ明らかになっていないのですがその一部は地球由来の可能性があるとのこと。
現在月にあるであろう観測された量の氷は北米のヒューロン湖程度としており今後人類が月で基地を構えるに当たって重要な地域になるとされています。
The Moon May Have Been Covertly Siphoning Earth's Water For Billions of Years
この永久凍土については、月には磁気圏が存在していないため両イオンが地表に衝突すると永久凍土のような霜がつくられる可能性があるとしており、複雑な地質学的プロセスでその一部が地下に入ることで液体の水に変わる可能性もあるとのこと。
ではどのくらいの量が月でH2Oとなったのか、この研究者によると3,500立法kmの量がこれまで作られた可能性があるとしており、これは過去35億年の量でありその一部が月の地下に蓄積されている可能性が示唆されているとのこと。
▼月の南極(左)と北極(右)での表面氷の分布。(NASA)

見出しでも紹介したようにこれまで複数の観測から月の北極もしくは南極のクレーター内部かつ、ある程度浅いところに氷として水が存在している強い証拠があります。この水がどこから来たのかはまだ明らかになっていないのですがその一部は地球由来の可能性があるとのこと。
現在月にあるであろう観測された量の氷は北米のヒューロン湖程度としており今後人類が月で基地を構えるに当たって重要な地域になるとされています。