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今年異常な厚さに見舞われる日本。梅雨らしい梅雨が無いという異例の自体になっているのですが、そんななか現在地球は1年で最も太陽から多くに位置しているとのことでうs.

私達太陽系の惑星は全て太陽の周囲を回っています。これは理科の時間で習った『公転』というのですが、この公転軌道は一応安定しているものの真円ではなく楕円になっています。そのため地球と太陽との距離は常に変化し続けている。

Aphelion 2022: Earth will be farthest from the sun on July 4 | Space

この地球と太陽の平均距離は1AU(1天文単位)という単位が用いられます。kmに換算すると約1億4960kmなのですが、では現在地球と太陽はどれけ離れているのでしょうか。

▼太陽が中心にはない地球軌道軌道
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天文学者によると、現在この距離は1億5210万km程度離れているとのこと。その距離は平均よりも250万kmほど離れている計算になります。地球と月との距離は38万kmなので大体平均から6.5倍分ほど太陽より離れいることになります。

この250万kmは1AUの1.6%程度でありその程度では地球にはほぼ影響はありません。

ちなみに近日点と遠日点という言葉があるのですが近日点は地球と太陽が最も近い距離、遠日点は遠い距離を指す言葉で次に地球が最も太陽に近づく近日点になるのは2023年1月4日、つまり来年のお正月あたりです。距離は1億4710万kmでその差は500万kmとのことです。