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テレビなどで皆さんも目にされたことはあると思うのですが、先日アメリカの航空ショーで行われていたジェットエンジンを搭載したトラックによる走行演出を行っていたところ制御不能に陥り横転、ドライバーが死亡する事故があったと報じられています。

CNNなど海外メディアによると事故があったのはミシガン州バトルクリークで現地時間2日に実施されていた航空ショー(主に空軍による展示飛行)で、このイベントに参加しジェットエンジン搭載トラックによるショーを行ったところ何らかのトラブルにより横転、40歳の若さでドライバーが死亡したと報じられてます。

死亡したのはクリス・ダーネルさんで彼は『ショックウェーブ・ジェットトラック(ダーネル・レーシング・エンタープライズ所有)』と名付けたトラックを用いて各地でショーを行っており、映像は様々な場所で撮影されていました。

しかし当日午後1時過ぎ他の航空機と合わせる形で加速したものの何らかのトラブルが発生し減速用パラシュートを展開した直後に横転、そのまま炎上し死亡しました。



今回の事故は「機械の故障」が原因だったとしているもののこちらの映像をスローで確認したところ、減速用のパラシュートを展開する前に左の側から何らかのパーツが飛び散っている様子が確認できます。予想ではタイヤがバースしたか、何らかの足回りが故障しドライバーが直ちにパラシュートを展開し停止しようとしたものの姿勢を崩し横転した可能性が伺えます。

普通のトラックのタイヤは450km/hの遠心力が発生する状態で作られておらず、特注と考えられるのですが、交換したのはいつなのかなどが今後調査されるものと思われます。

このスタントについては残されている映像からもアメリカ国内でも珍しい車両と考えられ、同様の行為が今後も続けられるのかは現時点では不明でうす。