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中国で開発が進められているとされるH-20という中国初のステルス爆撃機に関して、初飛行が差し迫っていると報じられています。

2013年頃に大まかな仕様が決定され本格的な開発が始まったとさえるH-20。具体的にどのような見た目をしているのか、以前アメリカで開発しているB-21のプロモーション動画をパクる形でそれが公開されたこともあるのですが、最近、中国飛行試験施設(CFTE)の関係者が政府に要人に飛行試験を行う準備をしているという内容を中国共産党のグローバル・タイムズ紙に掲載されました。

First Flight For China’s H-20 Stealth Bomber Could Be Imminent: Report

この内容に関して他の中国メディアは中国共産党の高官が試験場に訪れた内容を報じており、「戦略的、歴史的意義をもつ新しい機体」だという内容になっているものの具体的にどのような機体なのかまでは言及されていません。
ただ全体的な内容から鑑みるとどうやらH-20の可能性が高いというものになります。

H-20



H-20に関して様々なCGイメージが作られているもののそれらはあくまでそのCGを作った人の妄想であり正しいものではありません。唯一公式のものとしてこちらの中国人民解放軍空軍(PLAAF)の公式募集ビデオの最後にH-20と言われているステルス爆撃機のような機体が写し出されています。

ただこれら公式のものも含め『H-20』という言葉が使われたことはなく、つまり非公式のものであるためこの呼び方は変わる可能性もあります。

H-20に関しては2023年に初飛行するのではないかという憶測があり、いずれにしても今年末、もしくは来年初頭に初飛行する可能性が伺えます。