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ペットとして人気の高い犬。この私達人間が飼う犬に関して家屋への不法侵入を防ぐ『番犬』という局所的な犯罪抑止ではなく、飼い犬がいる地域全体の犯罪レベルをさげている可能性があるという内容です。

ワンちゃんに必要なものといえば散歩です。みなさんの地域でも散歩されている方を多く見られるとおもうのですが、オハイオ州立大学の研究者によると、この散歩するという行為が地域を事実上パトロールしている行為と変わらず、人の目が増えることにより犯罪レベルを下げている可能性があるというものです。

Dogs Could Be Lowering Crime Levels in Your Neighborhood. Seriously

空き巣という行為は世界中各地で発生しているのですが、オハイオ州コロンバスの犯罪統計を含む複数のソースからのデータを用いて調査を行いました。これには市内で犬を飼っている家庭の割合を示す調査も含まれています。
結果、飼われている犬が多い地域は強盗や殺人が減っていることがわかったとしています。また空き巣などの財産を奪う行為についてもやはり減っていることがわかったとのこと。

犬と地域の犯罪レベルについては、このコロンバスで行われた研究でしか示されていないのですが、犬の所有と犬の散歩という行為が地域の犯罪レベルを減少に貢献している可能性があるという新しいデータが得られたとしています。

最近、健康ブームもあるのか歩道を走っていたり自転車で通勤している人たちも多く見かけます。もちろん車で通過する人もいるのですが、このような人たちの目と犯罪レベルの減少に関係はないのかという疑問があります。

犬の散歩と犯罪レベルの減少という説については記事では「犬を飼っている人は犯罪が発生した時に、犯罪者を追っかけたり逮捕するなど介入する可能性があり、結果的に犯罪者を遠ざけているのかもしれない」という記載があります。

*抄訳したものを掲載しています