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文在寅大統領時代に策定した韓国の軽空母保有論。北朝鮮ではなく日本と中国の軍事力に対した対抗するための保有する報じられていたのですが、この計画は現在頓挫した可能性が高いと報じられています。

市民運動家出身の文在寅大統領。彼が政権を掌握した2017年末頃より計画されたのは現在の軽空母保有計画です。当初は既存のヘリコプター揚陸艦を改装する形でF-35などを搭載する案になっていたものの、2019年中旬には『大型輸送艦II』の建造計画を発表。排水量が3万トン以上などと現在に続く韓国の軽空母保有計画の初期のものでした。

その後、2021年にはMADEX 2021という国際海洋防衛産業展に全長270m規模の資料や模型が展示されるなど計画が進んでいました。

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2026年から建造し2033年頃に就役を目指したいとしていたこの軽空母は現在どうなったのか。詳細はよくわからいものの、運用する機体の問題でどうやら計画が中止となる可能性が高いとしています。

韓国メディアによると、2022年7月15日防衛事業推進委員会が開かれ次世代戦闘機(FX)の2次事業推進基本戦略の決議としてこのFX2では海外から戦闘機を輸入する計画になるのですが、2028年までに約4億ウォンを投じるこの導入計画では軽空母に載せるF-35Bではなく、地上で運用するF-35Aを20機導入する流れになるとしています。

つまり2030年代にこの軽空母を完成させたとしても載せる機体、つまいF-35Bが無いということになり運用そのものができないことになります。現在FX2ではF-35AなのかBなのか具体的に決まっていません。

当初から高コストのF-35Bを広いとはいえない領海で運用するという目的が不明瞭で批判もありました。そこには文在寅大統領が個人的に敵視していた「日本と中国に対処したい(韓国メディア側の表現)」ただそれだけの感情でこの計画が突き進んだ可能性もあり、現実的な案とは言えません。

参考:中央日報
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