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定期的に報告される韓国の水道水問題。韓国南東部に位置する江原道鄭善郡にある村では蛇口からでる水が何らかの理由でドス黒い水が出てくるという問題がかれこれ10年以上放置されていと報じられています。

KBSによるとこの地域にある6つの村500人が暮らすエリアに供給している給水施設で頻繁に黒い水が蛇口からでる被害が続いていると報じています。住民らはこの黒い水を当然飲水として利用しり、洗い物に使うこともできないと訴えています。

‘검은 물’ 콸콸…“마셔도 된다고요?”

なぜこのような水がでるのか。この水は地下水を水タンクに入れてから供給される方法になっているのですが、タンクに入ってくる水そのものが黒い色をしているといいます。この地下水はこの地域の石灰岩地帯から出てくる水だとしており、雨が降ると特に黒い水が発生するとのこと。



問題なのは近くにコンビニなどが存在せず飲料水の確保が難しいとしています。一方で郡側は「(ドス黒い水でも)水質には問題はない」などと繰り返しているとのこと。

この郡には194ほどの同様の小規模供給施設があるものの、なぜかその管理は郡の職員1人しか担当していないとのこと。一方で村民らは問題を解決するよう嘆願書を提出しているものの郡側の対応は意見を聞くとしているものの対応はよくない状況です。