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韓国の前大統領、ムンジェイ元大統領時代に発生した闇の事件として最近注目されている2019年11月に発生した脱北事件。この脱北者は韓国政府が殺人者と認定し北朝鮮に強制送還、その後処刑されたのですが、この脱北者が乗っていた殺人現場となった船には血痕が一つもなかったことが明らかになりました。

韓国メディア『ニューシス』によると、2019年11月の脱北漁民事件について当時、韓国政府側は2人が脱北者を載せた船からは殺害されたと推定される人の「血痕がある程度確認された」と明言していたのですが、当時この船を消毒した担当者は血痕は見られなかったと答えていることが明らかになりました。

これは血痕=殺人が発生し韓国政府が殺人者と認定し強制送還するという物的証拠になるのですが、仮に無いとすれば韓国政府と組織が証拠を捏造している可能性がまた一つ高まるということになります。

当時消毒を行ったのは農林畜産検疫本部検疫官で3人から同じ証言を得ています。当然韓国当局の発表は「血痕がある程度見つかった」と話しているのですが、今は脱北者が犯行の後に血痕を洗い流したなどと当時のムンジェイ政権関係者からでているとのこと。しかし、消毒を行った担当者は「血痕は見当たらなかった」と話していることから依然として矛盾してるということになります。



ちなみに殺人者と認定した元国家安保室長らは「3人の船員らは仲間16人をハンマーと斧で残酷に殺害した」「犯人たちは遺体を海に投棄し証拠物を海に投げ捨てた。血液は海水で洗い流した後、塗料塗り証拠を完全隠滅した」などと今(2022年7月17日)になってから主張を変更しています。
無理がある説明ですが、何度も説明しているように韓国当局画は「船から血痕が(目視で)見つかった」しており、それがなかったという証言との矛盾理由については説明にはなっていません。

参考