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海外メディアによると、ニューヨーク大学ランゴーン医療センターは世界で2例目、3例目となる豚の心臓を人に移植する手術を6月と7月に実施したと発表しました。ちなみに1例目の患者はウイルスが原因で既に亡くなっています。

ニューヨーク大学ランゴーン医療センターの所長は2022年6月中旬に2例目、7月6日に3例目の豚の心臓移植を行ったと発表しました。当時の様子について「豚の心臓が人の体の中で鼓動している様子を見たのは最も素晴らしいことの一つでした」と述べています。

ただ記事を読むと、今回移植したのは脳死状態の人だとしており、なぜそのようなことをおこなったのかは心臓を移植することで脳死状態の人の臓器を維持することができ、例えばこれまで不可能だった他の臓器のある意味で保存することができるため移植を待つ多くの人を結果的にすくことができるようになるとしています。

ニューヨーク大学によると2例の移植は10の遺伝子組み換えが行われた豚の心臓で4つは移植拒絶反応と異常な成長を防ぐための豚の遺伝子組み換え、6つは人に移植することができるように行われたものだとしています。
具体的には今後10年以内に心臓移植にはかなりの確率で頻繁に行われるようになるのではないかと説明しています。なぜ心臓がそこまで重要なのかというとアメリカでは心臓病を患う人が多く、死亡する人も多いことから移植需要が高いためだといいます。

ちなみに1例目で死亡した人物は2022年1月に世界ではじめて心臓の移植手術が行われたものの、2ヶ月後に死亡しました。原因はサイトメガロウイルスという野生動物を標的にするウイルスが原因で検査したものの移植前に発見することはできませんでした。

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