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韓国の複数メディアによると韓国及びインドネシアが共同で開発・製造したKF-21ポラメと呼ばれる試作1号機が先日初飛行に成功したと報じています。

朝鮮日報などによると、今月19日午後3時40分ごろ慶南四川韓国航空宇宙産業(KAI)本社近隣にある空軍第3訓練飛行団滑走路からKF-21初号機が離陸。33分経過した午後4時13分頃着陸し初飛行を終えたと報じました。
当初、午前中に行うとしていたものの気象の関係から午後に延期されていたとのことです。

初飛行では時速400kmで飛行。もちろん車輪は出した状態で、動画などでは機体底に4発の模擬弾を搭載していることがわかります。予想では空力的な影響を考えたためだと思われます。



KF-21は2001年に金大中大統領により発表された計画がもとになっており、以降、KF-Xとして事業化。エンジンはF414-GE-400Kというアメリカのゼネラル・エレクトリック製エンジンをベースとしたものを搭載。これを搭載しているのはアメリカではF/A-18E/F スーパーホーネットです。その他、いくつか海外の技術を含めつつ国産技術が多く採用されていると言われています。

KF-Xについては以降中止が示唆されるなど紆余曲折あったものの2010年以降にステルス機性能をある程度確保する機体として開発がすすめられます。現在の形になったのは2014年頃以降とされ開発が加速していきました。2021年4月には試作1号機が完成。2022年7月に初飛行を行うと予定が組まれ予定通り初飛行に成功しました。

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機体はF-22やF-35に似ているものの第5世代戦闘機ではなく第4.5世代戦闘機という位置づけです。コストパフォーマンスが優れる機体として海外への輸出も行う可能性があり、特に途上国などアメリカ製の高価な戦闘機を購入できないような国、特にF-16といった4世代戦闘機の後継機・代替機として売り込みを測っていると考えられます。

韓国国内でも旧型の機体をこれに置き換える予定が組まれており、2026年までに開発を終え、2028年に40機を生産、2032年までに120機を生産する予定です。
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