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インドの現地メディアなどによるとタールプラデーシュ州都市バレーリーで生後6ヶ月の子供が猿に拉致され3階建ての建物から落とされ死亡する事故があったと報じられています。インドではこれまで犬と猿間である意味『抗争』のようなものが発生しており、犬の子供を高所から落とし殺す事件も発生しています。

PTI通信によると、事故があったのは今月15日。当時両親と子供は3階のテラスにいたといいます。そこに猿の群れが出現し屋上まで登り始めたといいます。両親は猿を追っ払おうとしました。しかし猿は子供を抱いていた父親に狙いを付けていたといい、階段に向かって逃げようとしたときに子供を落としてしまい、猿が拉致。そして高所から落とされたとしています。

市環境保護課責任者は「現在の事件は現地警察と共に調査中だ。子供の死が猿が介入したのが正しいか確認しようと現場にチームを派遣した」と説明しています。

記事によるとウタールプラデーシュ州は猿の主な生息地として知られており都市や村では猿が群れをなす姿がどこでも見ることができます。

猿は人を恐れておらず時には持ち物を奪うなどの行為も発生し苦情も増えていました。最近では子もたちに対して暴力を振るう事故・事例も増えています。今月2月には近くの村で5歳の女の子が川で遊んでいたところ猿たちに襲われ死亡する事故が発生していたとのことです。

猿が子犬を拉致し落とす事故も発生



見出しでも紹介したようにインド中部に位置するマハーラーシュトラ州では今年、犬が子猿を殺すという出来事があって以降、猿が子犬を拉致し高いところに持っていき落とすという行為が多く確認されています。推定では250匹以上の子犬が殺され村からは子犬がいないほどだと表現されていました。

また犬を助けようと住民が介入したところその住民が猿に襲われるとう何か人間社会のようなことも発生しおており、最近は子犬が消えたことで人間の子供にターゲットを移し襲撃する事件が発生していました。