模擬弾2

海外メディアによると、ベンガル湾を挟んで対岸にインドがある海岸線沿いにインド製と考えられる練習用の魚雷が漂着したと報じられています。

これは今月13日頃に報じられていたもので発見されたのはミャンマー西部ラカイン州にあるムナウンという街の近くです。ミャンマー軍により既に回収されているそうなのですが、撮影された写真からネットではインド製の練習用魚雷ではないかと指摘されています。

ベンガル湾では2022年2月下旬にインド海軍とアメリカ海軍の合同軍事演習を行っており、発見された魚雷の状態からも比較的新しいことからこの時のものではないかとみてます。またミャンマー軍側もこの魚雷を使っており、6月下旬から7月の上旬まで演習を行っていたとしています。

模擬弾1

魚雷にはLWT-XPというシリアル番号とD&P魚雷(練習用の魚雷)という文字が入っています。まだ弾薬はShyena Advanced Light Torpedo(TAL)という種類のもので、2012年以降に生産されインド海軍に配備された軽対戦魚雷だとしています。

その後2017年にミャンマー軍に輸出する計画が合意となり、2019年に輸出されていたとのこと。この魚雷は潜水艦やヘリコプター、水上艦から発射できる全長9フィートのShyena魚雷です。このようなカラーリングにする理由は、発車後回収するときに発見しやすくするためであり一般的にこのような明るい塗装がされているといいます。

▼水上艦から発射される模擬魚雷
模擬弾3

模擬弾4
参考

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