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今年5月、元検事総長だった尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏が韓国の大統領に就任したのですが、わずか3ヶ月で支持率が20%台まで下落していると報じられています。いったいなにがあったのかその理由を紹介してきましょう。

韓国のギャラップなどが行った全国18歳以上1000人を対象にした世論調査によると、尹錫悦大統領の支持率は先週よりも下落し28%とはじめて20%台に入ったとしています。尹大統領については就任時の支持率は52%程度だったものの、様々なマイナス印象のある出来事が度々報じられ支持率が急落しました。

具体的には与党の李俊錫代表が、過去にIT企業から性的接待を受け証拠隠滅を図ったとされる疑惑が報じられたことや、大統領の親族が大統領府に勤務するというよくわからない問題など『人間』に関するものが多くなっています。

韓国は日本とはことなり就任期間が設けられており、特別なことがない限り日本のようにころころとトップが入れ替わることはないのですが、20%台に割り込むのは朴槿恵元大統領時代では2年後、文在寅大統領では4年後だったとされ3ヶ月というのは異例の速さということになります。

韓国では支持率稼ぎのためこのような問題が発生する度にいわゆる反日的な行動にでて支持率を高めるという行為が知られていることであり、何らかの挑発行動にでる可能性が考えられます。