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韓国メディアによると2024年以降、創設以降初となる海軍の潜水艦にはじめ女性乗組員が搭乗することが決定したと報じられています。

朝鮮日報によると2022年7月29日、韓国海軍本部は同時行われた政策会議で女性兵士の潜水艦への乗組を決定したといい、今後基本教育を実施しそれが終わる2024年頃から3000トン級中型潜水艦で勤務する予定だと報じました。
予定されているのは3人で来年選抜が行われるとしています。

現在日本を含めいくつかの国では女性の潜水艦乗組員がいます。韓国でも2014年頃から協議はされてきたものの結局うまく行きませんでした。理由は潜水艦以外でも同じなのですが女性兵士が居住するためのスペースです。当然トイレなどを別途設ける必要があるのですが搭乗が予定されていた1800トン潜水艦では内部が非常に狭く別途置くのは不可能だったといいます。
しかし3000トン級潜水艦が就役したことで女性兵士が勤務できる状況が整ったとしています。

既に海軍では3回にわたって女性兵士を乗せ体験航海を行い状況の確認をしており、女性兵士からは良好な反応が得られているとのこと。

海外に目をやると女性が潜水艦で勤務したのはノルウェーがはじめて1985年です。つまり原子力潜水艦といった余裕のあるアメリカの潜水艦でも女性はおらず以降、搭乗の枠が広まっていったとしています。現在13カ国しか女性は乗っていないとしており韓国はそれに継ぐ国ということになります。