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韓国メディアによると、地下のマンホール内にあるという温水管。もちろんメンテナンスは一年中行わなければならないのですが夏場は特に地獄のような環境です。しかし、国の高熱作業者の対象にはなっていないと指摘しています。

韓国メディアKBSによると、道路に設けられたマンホールの中には温水管があるのですが、点検のため作業員が直接確認する必要があります。問題はこのマンホール内の温度が50~60度に達しており、安全服を着用したとしても人間が活動するには限界に近い温度になっているという点です。



記事によると点検作業は30分、実際のマンホール内で作業する時間は20分程度になるのですが全身から汗が吹き出すとのこと。労働環境健康研究所所長によると人間が危険な気温の限界が32度で、軽作業でも15分程度の作業に留めることが望ましいとしています。

この32度で15分の作業については異論がありそうなのですが、いずれにしてもかなり特殊な環境での仕事ですが政府規則が規定する『高熱作業者』とは製鉄所の『炉』の作業などに限定されており今回の温水管点検労働者は適応外とのこと。

高温でも扱いものが高温なのか作業現場が夏場のみ高温なのかという違いはあるものの、過酷な状況になっていることは間違いありません。この作業員は点検作業は最大でも21分以内に終わらせるしており作業後は駐車場など涼しい環境で休憩しているとのこと。

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