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私達が普段使用する車とは異なりエンジンなど消耗品も多く定期的に交換が必要になる航空機。これに関してドイツの航空会社ルフトハンザはそのスペアパーツが慢性的に不足している状態に陥っていると報じられています。

航空関連のニュースサイトによると、同社の報告書としてスペアパーツが不足しているのは例えばキャビンパネルなどで現在メンテナンスなど交換に問題が出ないように様々なパーツを世界各国から調達する必要があると報じています。

なぜ航空関連の消耗品不足が深刻となっているのか。理由は新型コロナです。海外では夏の旅行需要が急速に増加しているといい、航空機の可動状況も急増したことでその交換パーツの需要も増し、結果的に供給不足になっているとしています。
例えばエンジンであれば新規生産されたものは納期から2ヶ月程度遅れた状態となっており、早く納期するよう流しているとのこと。

このようなスペアパーツ不足はそれ以外の航空会社でも発生しており、例えばカタール航空は特定の航空機のパーツが不足して飛ばせなくなった場合に備え、他の機種を待機させるなど対応をしているほか、消耗を抑えるため飛行距離を短縮するなど対応もしているとのことです。

参考