車輪で移動できる大陸間弾道ミサイル。この手の車両は『輸送起立発射機(TEL)』という専門用語があるのですが、先日その車両が一般車両と事故った様子が撮影されました。
海外の軍事系ニュースサイトによると今月、大陸間弾道ミサイルを背中に載せ輸送する輸送起立発射機と一般車両が正面衝突する事故を報じました。写真では車両はロシア軍のトーポリシリーズ(RT-2PM)で車両が乗用車と激しく衝突しています。
Rare Russian ICBM Carrier Training Vehicle Had A Nasty Accident
実はこの車両、The WARZONEによるとトーポリではなくこの車両を運転するための運転訓練車両とのことです。
トーポリはタイヤがついておりトラックのように地上を移動できるもののかなり特殊な車両で運転するにはまずはこのような訓練する必要があるみたいです。もちろんミサイルを収めた状態で練習はできないので、筒の部分は水や砂を入れることでミサイルの固体燃料や本体そのものの重量バランスのようなものを再現できるようになっているらしいとのこと。
言い換えればロシアではこのような訓練が一般道で行われており、車両が通過できるような規格で道路も作られているということになります。
トーポリ2(写真は初期型のトーポリ)は2000年に配備されたロシアの3段固体燃料ロケットを発射する弾道ミサイルを発射します。ミサイルの重量は47トン程度、弾頭重量は1トン、射程は1万kmに達するとされているのですが詳しいスペックは明らかになっていません。
Rare Russian ICBM Carrier Training Vehicle Had A Nasty Accident
recent car crash in Russia pic.twitter.com/NeM96qcEbK
— tom (@tom_bullock_) August 4, 2022
実はこの車両、The WARZONEによるとトーポリではなくこの車両を運転するための運転訓練車両とのことです。
トーポリはタイヤがついておりトラックのように地上を移動できるもののかなり特殊な車両で運転するにはまずはこのような訓練する必要があるみたいです。もちろんミサイルを収めた状態で練習はできないので、筒の部分は水や砂を入れることでミサイルの固体燃料や本体そのものの重量バランスのようなものを再現できるようになっているらしいとのこと。
RS-24 Yars mobile intercontinental ballistic missiles stuck in a traffic jam at Moscow Automobile Ring Road.
— Ruslan Trad (@ruslantrad) February 26, 2019
(https://t.co/QlLhtVmvoV) pic.twitter.com/mLlrUXjM4l
言い換えればロシアではこのような訓練が一般道で行われており、車両が通過できるような規格で道路も作られているということになります。
トーポリ2(写真は初期型のトーポリ)は2000年に配備されたロシアの3段固体燃料ロケットを発射する弾道ミサイルを発射します。ミサイルの重量は47トン程度、弾頭重量は1トン、射程は1万kmに達するとされているのですが詳しいスペックは明らかになっていません。