火炎放射器

ノズルから勢い良く炎を吹き出す火炎放射器。なんとアメリカでは特に規制はされておらず誰でも購入することができ使用できるそうです。

ロシアメディア「Sputnik」によると、アメリカで火炎放射器の販売が全面解禁されたというよく分からない記事が掲載されています。

米、火炎放射器の販売が全面解禁 / Sputnik 日本

記事によると、アメリカでは銃に比べ火炎放射器の販売や利用についてアメリカでは規制らしい制限が設けられておらず、燃料さえ入っていなければアメリカのどの州へも出荷することが可能だといいます。また銃に比べると所持検査を受ける必要がないため購入が楽だとされています。

▼M1/M2火炎放射機(軍用)


そんなアメリカで火炎放射器を一般に製造販売しているという謎の企業があり、デトロイトの企業「イオン・プロダクションズ・チーム」では射程7.5m(価格9000ドル)と射程15m(価格1599ドル)の2つを電子メール1つで誰でも購入することができるといいます。
(ただし、州の法律で火炎放射器の利用が制限されており例えばメリーランド州では農業に至っても禁止、カリフォルニア州では映画の撮影など特殊な場合に限り許可制をとっているとのことです。)

日本でも草を焼く筒状のバーナーのような火炎放射器が販売されていた覚えがあるのですが、射程15mの火炎放射機どのような理由で購入されているのでしょうか。イオン・プロダクションズ・チームによると購入しているのは大半が男性のようで、用途は農業で草を焼くために使われる他にはバーベキューを行う際、隣人をあっと言わせるためだとしています。
アメリカでは2億7000万台の火炎放射が一般に出回っているとされています。(アメリカの人口は約3億2000万人)


ちなみにアメリカでは“一般人”が自走タイプの火炎放射車「ロード・ヒューマンガス」なるものを製造しているケースがあります。

火炎放射車