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新型コロナウイルスの判定に口や喉ではなくケツの穴が有効ということで、すべての入国者どころか国内でもその検査が実施されているという中国。しかし、肛門検査された中国人にいったい何があったのか、明らかに肛門にダメージを負ったと考えられる動画がネット上にアップロードされ話題になっています。

韓国メディア『朝鮮日報』によると最近中国版ツイッターに投稿されその後当局から削除された動画を紹介しています。記事によると、この動画は河北省石家荘の住民の姿を収めた映像だといい、新型コロナウイルスの検査として住民に対して肛門検査を終えた様子だといいます。
しかしそこに映し出されていたのは明らかに肛門を負傷したと考えられる異常な有るき方をする住民らの姿でした。

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記事によると中国で行われている肛門検査は下半身を脱いだ状態で肛門に綿棒を指すという方法で行われます。綿棒はケツの穴から約3~5cmいれられるそうで、採取されるサンプルは2回とのこと。

▼異常な歩き方をする住民
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撮影された映像について中国人らは「世界で最も恥辱的な検査」「ウイルスよりも恐ろしいコロナ検査」というコメントが多く寄せていたとのこと。そのため「肛門検査を終えた石家荘の住民の表情」というワードがトレンドになるほど人気になっていました。しかし1月31日現在、この動画は当然として関連する記事も削除された状態としています。また中国版SNSの世論調査では回答者の80%が「肛門検査を受け入れることができない」と答えています。

▼子供も同じ歩き方をしている
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香港メディアによると、中国の一部地域の住民が肛門検査を恐れ帰郷をあきらめていると報道。攻撃的な検査を受けるハメになるになるなら故郷に行かない方を選択するというものです。

現在、中国で行われている肛門検査は一部地域で実施しているといい、29日官営グローバルタイムズによると北京と山東省青島などの地域で入国者や確定者と濃厚接触した人などの感染症、高危険群を対象に行われているとのこと。

そもそもなぜ肛門検査がそれほど有効だと中国は主張しているのか。これに関して専門家の間でも意見が別れているといい、中国の生物学者で副局長という人物は「ウイルスは消化器官ではなく上気道に多く感染するため効果的な検査はケツより鼻の検査だ」と主張しています