
新型コロナウイルスに関して日本では一部を除き法的に行動を制限されるということはありません。しかし海外では不要に出歩いたら罰則が課されるなど強力な対応を行っている地域もあります。その一つ南アフリカでは新型コロナの陽性率が50%になるなど桁違いに増加しており、マスクをしないだけで問答無用で懲役とする規制を導入したと報じられています。
簡単にまとめると海外メディアによると、南アフリカの大統領は国内で新型コロナウイルスの変異型が確認されたことを受け、設けた三段階で最も最高水準となるロックダウンを命じ、来月15日まで外出などを禁止しマスクの着用を罰則を設け義務化する他、酒類などの販売も制限する措置を実施すると発表しました。
- 変種の新型コロナが発見されたことを受けて規制を強化
- 南アフリカで陽性率が5%から30%に急増、一部地域では50%も
- 過去マスクを着用しない人がいる場合、主催者を罰していた
- 酒はクリスマスシーズンに犯罪や負傷者が出て医療機関を圧迫したことが理由
南アフリカでは、感染が疑われる感染者の陽性率は2週間前まで5%程度だったものの現在は一気に跳ね上がり30%台になっているとのこと。更に深刻なケープタウンなど一部地域では陽性率が50%に迫るなど異常な状態になっているとのこと。
大統領は「これからは全ての人が公共の場でマスクを着用しなければならない」とし「鼻と口を覆わない人は犯罪者だ」と警告しました。南アフリカではこれまで公共の場に集まった人々については、マスクを使わない場合はイベントの主催者や建物の所有者のみ制裁を加えていたといいます。
しかし状況が一変しており、今後はマスクを着用しない人も対象にするとしており当局としては現場で逮捕し最大6ヶ月の懲役刑と罰金とするとのこと。
また南アフリカでは21時から翌日午前6時まで一般市民の通行を禁止すると発表。これにより通常のレストランなどは20時には営業をやめているとのこと。
合わせて酒類販売と流通も全面禁止します。理由はクリスマス祭りの期間に市民の飲酒をしたことでこれによる事故が相次ぎ医療施設への負担が増したことに理由があるとのこと。もちろん酒の専門店をはじめレストランやバーでも提供はできません。
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