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近年中国で相次いで建設された超高層ビル。世界にあるトップ100のビルが44個もあるのは中国なのですが、これに関して、中国政府が今後超高層ビルの建設に関して規制に関してなぜこのようなことを実施したのかその理由が記載された記事を紹介します。

香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)によると黒龍江省で2020年11月に大規模なスタジアムや博物館、劇場建築等を厳しく制限するという発表。さらに雲南省でも過度に建設費用がかかり不要と判断された建築物は全て建設が停止され、他の地域でも新たな建築物に対して同じような規制を突然設けました。

これに関して規制の理由は『都市景観』としてるものの、その背景に超高層ビルにおける維持コストが問題視されているという点もあげています。

記事によると、確かに中国政府が進めている高層ビルの規制は都市景観の理由もあるものの、経済の専門家らは現在建設されたビルに莫大な維持費用かかるため経済的に困難を経験するものが多くあるためだとしています。

その一つとして天津市に2009年から建設中の金融グループの社屋が未だに完成していない理由もやはり財政難に理由があるとい、サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると「超高層ビルはかつて富と最先端技術を象徴したがそれを維持するために莫大な費用がかかることが無視できなくなった」と説明しています。

また政府が新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、この超高層ビルが感染症に対して脆弱だとしています。つまりビル内でクラスターを引き起こしやすいという点も問題視したと指摘しています。

何れにしても中国では競争的に超高層ビルを建設しつずけ世界で最も高い建物100個のうち44個もあるのは中国です。かつて旧ソ連時代でもこのような奇抜なビルを建てるというのはムーブメントになっていたのですが、現在中国政府は高さ500m以上のビルは新たに建設することを認めておらず、250m以上のビルであっても厳しい規制があるといい、基本的に『特別な場合』を除き建設することできないとしています。記事によると、この『特別な場合』というのは一体何をさすのかは明らかになっていません。

参考
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