マジック・マッシュルーム

海外の複数メディアによるとアメリカで持病を治そうとマジックマッシュルームという、日本では違法なキノコを注射したところ、体内でこのキノコが成長し始め死ぬ瀬戸際までいった事例が報じられています。

記事によると具体的に人物像などは報じられていないとしながら、この30歳のアメリカ人はマジック・マッシュルームという麻薬として指定されているサイロシビン又はサイロシンを含有するキノコをから作った液体を注射を使用し自ら投与したところ、その後、体内でキノコが成長し始めたとのこと。

Magic mushrooms grew in man’s blood after he injected them as a tea - National | Globalnews.ca

この男は双極性障害を患っており、キノコを使って治療しようと考えていたとのこと。このキノコは食べたり飲んだりした場合、激しい幻覚症状を引き起こし過去に日本でも飛び降りなど事件が複数発生しています。

男性によると、キノコを濾したお茶を作りその液体を注射を使って体内に注入したといい、数日後に黄疸、下痢、倦怠感、吐き気などの症状がではじめ吐血するなど悪化。明らかに異常な状態を見せた男性の家族がネブラスカの病院まで緊急搬送されたものの、その時点で男性は医師の質問に回答できるような状態ではなかったとのこと。

検査を行った結果、男性の肝臓機能が低下。腎臓も機能しておらず多臓器不全状態に陥っていました。そして衝撃的なのは血液検査の結果、男性が注射したキノコに付いていた胞子が体内で発芽し始めていることがわかりました。


男性は人工呼吸器が付けられ抗生物質と抗真菌剤を投与し、マジック・マッシュルームの胞子から守る事ができたとのこと。結果的に22日間入院することになり長期に渡り抗生物質と抗真菌剤を使用し続けることになりました。

医師によると、当然、マジック・マッシュルームを注射することは推奨しておらず、そのキノコを濾して作った液体を飲むなどの行為も意味がないという趣旨の説明をしています。

ちなみに男性は今回の症例についてSNSで語っているらしく「緊急治療室への旅行だ」などと意味不明なことを述べているとのおことです。


冒頭紹介したよにマジック・マッシュルームは日本では法律で禁止されており、輸入、輸出、栽培、譲り受け、譲り渡しも全て罰せられます。またこのキノコを服用したことによる事故は次のようなものがあります。(参考)
きのこの粉末を飲んで「空が飛べる」と思い、自宅の2階の窓から飛び降り、重傷。(平成12年)
きのこの粉末を飲んで、ビルの9階から転落して死亡。(平成13年6月)
きのこと睡眠薬を一緒に服用し、意識不明。(平成13年6月)
生のマジックマッシュルームを食べた後、車を運転中に「自分は死ななければならない」と思い、他の車に追突させ、相手の運転手にけがを負わせた。(平成13年8月)
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