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最近も衝突が発生しことが知られているインドと中国の国境問題。そのインドに関して、開発が進められていたニルバイという長距離巡航ミサイルを中国との国境付近に実戦配備すると報じられています。

環球網は今月1日付けのインドの日刊紙HindustanTimesによると、2013年3月に初めて試射が行われたニルバイ巡航ミサイルに関して、来月に7回目の試験を行った後に正式配備されるとして、その配備先は中国との国境付近の部隊になるとの報じています。

印媒:印度已将射程1000公里导弹部署到中印边境实控线地区

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ニルバイ巡航ミサイルは重量は1.5トン。全長6m、直径52cmあり現在は車両から発射するタイプが開発されています。飛行速度はマッハ0.6~0.7。弾頭には200~300kgの通常および核弾頭を搭載することができます。


ニルバイ巡航ミサイルは既に6回の試験発射を行っており、2019年4月に行われた試験では650km飛行し、この間、地上5mから2500kmまで高度を上げ下げして飛行性能が調べられました。これをもって防衛研究開発機構側の試験は終わったとしており、来月実施される7回目の試験については軍が要望する内容に従ってミッションを行えるかどうか試験が行われるとのこと。

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この巡航ミサイルについては敵対するパキスタンと中国に対して限定的に配備されているといい、7回目の試験をもって最終的な実戦レベルで運用が可能か確認が行われるということになりそうです。