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アメリカの自動車関連サイトによると、韓国のヒュンダイ自動車が製造した大型クロスオーバーSUV『パリセード(Palisade、팰리세이드)』について、車内からニンニクや野菜が腐ったような匂いがすると苦情が相次いでいると報じられています。

TOP RIDERという韓国の自動車専門ニュースサイトによると、アメリカの『Cars.com』が最初に取り上げた問題として、ヒュンダイ自動車の北米型パリセードで悪臭問題が発生しており、車内からニンニク臭のような悪臭が発生しており発生理由などはよく分かっていないとしています。

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パリセードは2019年夏から販売が開始されたもの、2020年5月6日から年式変更モデルである2020年型を発売されているとのこと。Cars.comの報道として問題となっているのは2019年夏から販売された車種という表現があり、外気温が高くなればなるほど農作物の腐った匂い強くなるとしています。


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パリセードオーナーによると一部の車両では日差しの下、長時間駐車しておく場合あるいは車両を数日間使用していないとき悪臭が顕著に生じていたといい、パリサーセードを所有して1年が経ったものの悪臭が収まらないともレポートしているとのこと。
また、定かではないものの匂いの発生源が共通しているといい、ヘッドレストとフロアマットを交換しても問題が解決されなかったといい、ヘッドレストがシートに装着している穴の部分から発生していることが分かったとのこと。

ヒュンダイ自動車によると現在車内の悪臭問題を認識しているといい、問題の解決策が確認され次第対応を行うとしており、状況としてはリコールという形になると考えられます。

また一部情報によると防炎剤の匂いではないかとしており、必要以上に防炎剤を使用する場合に車内が高温になるにつれ腐った匂いが発生することがあるとしています。