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ロシアのヘリコプター製造メーカーミル設計局が開発した世界最大のヘリプター『Mi-26 ヘイロー』。今回はチェルノブイリ事故でも活躍した巨大ヘリコプターを紹介します。

現在生産されているヘリコプターで最も大きいのはミル設計局が開発、生産しているMi-26 ヘイローです。Mi-26は全長40メートル、最大離陸重量は56トン。ターボシャフトエンジンを2基搭載し、合計出力は22,000馬力を超えます。1970年代に開発され初飛行が確認されたのは1977年12月14日。1983年からソビエト連邦軍での就役が始まりました。

Mi-26は軍事用、民間用に生産されており医療輸送用、対潜戦闘仕様、消防用、空中給油機仕様など様々な派生型登場しています。

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以下はチェルノブリ原発時に使用されたMi-26。浄化作戦の様子。
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チェルノブイリとMi-26


 チェルノブリ原発事故では複数のヘリコプター使用されています。特にMi-26は原子炉炉心上空の熱と高い放射能環境に耐えることができると判断され炭化ホウ素、砂、鉛の投下のミッションに何度投入されました。17日間におよぶ炉心の消化作業で投入されたのはMi-26を含む30機のヘリコプターで、合わせて5000トンが投下されたと記録が残っています。
 作業で使われたヘリは放射能で汚染され停止しているヘリコプターの周囲の草が枯れるほどだったとされています。

参考:HelicomontagneEnglish RussiaWikipedia