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 スモークの入った四角い謎のプレート。紀元前202~8年に作られたとみられる墓から複数の貴重な埋葬品が見つかりました。

 発掘作業が行われていたのは中国・江蘇省連雲港市石嶺村です。同村の村民が石を採掘中に墳墓を発見し、1週間の発掘作業を終え副葬品である陶磁器11点や銅製の鏡や衣服の装飾品、五銖銭21枚などが見つかりました。また、銅剣2振りと破損した漆器など、非常に貴重な品々が埋葬されていました。
 実はこの他に、光を通す薄いプレートが発掘されており、これがどのようなものなのかは判明していないそうです。現在、北京大学の研究所で詳しい鑑定をするために移送の準備が進められているようです。

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 今回発掘された墓は前漢(紀元前202~8年)中期に作られたものだと考えられ、夫婦の合葬だったようです。墳墓からの出土品は保存状態が良く、今後の漢代の歴史・風俗及び埋葬の風習などの研究に役立つと専門家は期待しているそうです。

 見つかった薄い謎のプレート。これまでも他の墳墓でも見つかったものなのかはわからないんですが、もしかしたら歴史的な発見になるのかもしれません。

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参照元:レコードチャイナ