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中国のニュース番組で出稼ぎ労働者の凍死について解説していた大学教授。しかし、笑を浮かべながらコメントしたということが問題視され批判が殺到しているといいます。

今月13日、中国中央テレビの時事ニュースを専門家が解説する番組「ニュース1+1」で、中国政府のシンクタンクでもある中国社会科学院の教授、唐鈞(タン・ジュン)教授が出演しました。内容は最近連続して発生した地方からの出稼ぎ労働者の凍死について、「住所不定の浮浪者乞食を対象にした『救助管理弁法』では救済できない」とコメント。しかし、唐教授が絶えず笑みを浮かべていたことが波紋を呼びネット上では批判の声が上がっているといいます。

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この番組を見たネットユーザーには「(唐鈞教授は)そういう顔つきなんだろう。笑っている訳じゃない」と意見があるものの、「情のかけらもない」と批判的な意見が噴出。「冷酷で感情が欠落している」などとする書き込みが大半を占めている状態だといいます。

この騒動について唐鈞教授はマスコミの取材に対し「笑っているように見えるかもしれないが、もともとこういう顔をしているだけ」と回答。今回のコメントについても「凍死した事件について話した訳ではなく、政策について語った」と話したそうです。ちなみに、唐鈞教授はこの番組が放送された当日、自身のマイクロブログで「人々の感情を傷つけてしまい、申し訳ない」と謝罪していたとのことです。

参考:Record China