7376

天敵から実を守るため姿形を偽装する動物や昆虫がいますよね。今回アマゾン川流域で見つかったクモは巣の中央に自身よりも大きいクモを作っていたそうです。

ペルーのアマゾン川流域で見つかったのはゴミグモ属の新種と思われるクモです。このクモは葉やクズ、死んだ昆虫を使い自身よりも大きなクモを作り上げていました。ゴミグモに属する種には何らかの形を作るクモが確認されているものの、複数の長い足を見立てる形に作る種は初めてだといいます。

このクモを発見したのは生物学者フィル・トレス氏。今年9月に、アマゾン川西岸近くにあるペルーのタンボパタ研究センターを取り巻く氾濫原に訪問者たちを案内していたといいます。その時、遠くから見ると小さな死んだクモが網にひっかかっているように見え、近づいて見てみるとそれは“カビが生えた節足動物の死骸”のように見えたそうです。しばらくするとその屍骸が動き出したといいます。
よく見ると長さ約2.5cmほどの偽のクモの上に5mmほどの縞模様のあるクモがいて、そのクモが巣全体を揺らしていたといいます。

0c931905.jpg
その後、研究センター近くの約1マイル(1.6km)四方の氾濫原で、似たようなクモを25匹発見。巣は共有して人間の顔の位置くらい作られており、サイズは手を広げた程度の大きさ。偽のクモは上手にできているものもあれば、漫画に出てくるタコのようなものもあるなど、様々だったようです。

何故、クモはこのような偽物を作るのか。科学者たちは、「偽のクモ」はおとりの役目をすると考えているそうで、これを作ることにより捕食者を混乱させるなど、自身を守る防衛手段のひとつだしています。

参考:WIRED.jp

当サイトの情報を元にYouTube動画を作る行為は禁止しています。