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中国国営の中国中央テレビ(CCTV)は複数の飲食店で潜入取材をしたところ、多くの高級レストランで本物と偽物のフカヒレを混ぜて使用している実態が明らかになったと報じました。

最近中国では偽フカヒレ騒動が発生しているらしく、中国各地の飲食店や海鮮市場に潜入取材した結果、フカヒレとして販売されているものの多くがゼラチンなどでつくられた偽物だったと国営中央テレビ(CCTV)は報じました。偽フカヒレはゼラチン・海藻由来のアルギン酸ナトリウム・塩化カルシウムを主原料としており、安価な上、まるで春雨のように水やお湯で簡単に戻せることが特徴だといいます。

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写真:中国・浙江省で押収された偽フカヒレ

取材に応じた調理師によると、一般の客ではよほどの美食家でない限りニセモノを見抜くことはできないとしています。その上で、偽フカヒレは無臭で、力強く引っ張ると切れてしまうものの、本物には若干のアンモニア臭があり、弾力に富んでいることで判別ができると述べています。

北京市では有名レストランチェーンが販売する「フカヒレ入りパパイヤの蒸しスープ」では“フカヒレエキス”なる調味料を使用していることも明らかになっており、この調味料はうま味成分の一種であるグルタミン酸やグアニン酸、核酸(ヌクレオチド)からなる化合物からできているといいます。
大学の専門家が検査した結果、調味料からは基準値を超える有害物質(トリクロロアセトン)が検出されたとしています。これを食べると腎臓や肝臓に悪影響をもたらし、生殖機能に深刻なダメージを与える可能性があるとのこと。一方、偽フカヒレは「食べても人体に害はないが、そのかわり栄養もないに等しい」としています。

参考:Record China
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