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霧のように霞む高層ビル群。これは霧ではなく、車の排ガスなどによるただの大気汚染で、河南省など一部都市では観測できる大気汚染レベルの上限を超えたと中国のメディアが報じています。

「中国各地で濃霧が発生、大気汚染は観測限界を突破」。これを報じた人民日報によると、11日、四川省気象台は大霧オレンジ警報を発令し、視界が200メートル以下になるほどの濃霧となったとしています。この日は河北省、天津市、武漢市などでも濃霧や深刻な大気汚染が観測され、特に河南省の一部では空気品質指数が最悪となる500を表示。これは観測限界の数値であり、深刻な大気汚染が発生しているとしています。

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一方、12日北京市の環境警報センターによると、肺まで到達する極めて小さな浮遊粒子(PM2.5)の観測値が1立方メートル当たり456マイクログラムを記録したと発表しました。北京市内にある米国大使館のウェブサイトには、800マイクログラム超の観測値が掲載されており、米大使館はインターネットの短文投稿で、北京当局の測定限度が最大500マイクログラムである点を指摘し、独自の測定結果が測定値の限界を超えたと述べていたようです。

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ちなみに、中国では「良好」な状態は100マイクログラム未満とされているものの、WHOガイドラインによると25マイクログラム未満のようです。
中国ではこのような大気汚染で人体の被害以外にも渋滞や交通事故、航空便の遅延や取り消しと言った問題も多発しているといいます。

参考:Record China
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