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中国の自然公園で飼育されているワニに目掛け、石やペットボトルなどを投げつけ死亡させるという出来事が発生しました。今月5日には他の動物園でも雪球やゴミを投げつける様子が撮影され問題視されていた最中の出来事でした。

広東省深セン市光明新区にある自然公園内で17日、観光客が投げた石などでワニが死亡するという事故が多発していると深セン新聞ネットが報じました。同園によると、冬眠し身動き一つしないワニを偽物だと疑った人がペットボトルや石を投げていたといいます。

また、一部観光客はワニにゴミを投げるだけではなく、どこからか持ってきた清掃員がゴミ拾いに使う竹の竿でワニを突っつく人もいたといいます。園の関係者が観光客を注意しても、隙を見てまたゴミを投げつけるという状態だといいます。そのため、ワニ園の中はゴミがあふれ、清掃が追いつかないと関係者は話しています。

雪球を投げつける中国人

今月5日、中国・浙江省杭州市にある動物園では、数人の来園客がライオンに雪を投げつけている様子が撮影されています。

都市快報によると、数人の客は慌てるライオンを楽しむかのように雪を投げ続け、それを見たほかの客や子供が真似をしていたといいます。この時メスライオンは降ってくる雪のかたまりにおびえ、逃げ回っていたとのことです。
動物園によると、雪のかたまりを投げられていたのはライオンだけでなく、アルパカやサル、トラ、キリンのほか小動物まで多くの動物が被害に遭っていると述べています。

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参考:Record China