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どこの国も硬貨と紙幣がありますが、基本的に絵柄などはその国を象徴するものになっていますよね。カナダは去年、新しい紙幣を発行したんですが、実はそこに描かれている物について「間違っている」と専門家から指摘されているそうです。

カナダの国旗(The Maple Leaf Flag)といえばカエデ、つまりメープルの葉が中央に描かれていますよね。このカエデはシュガー・メープルと言われており、樹液はメープルシロップになり日本では街路樹として街を飾っています。

カナダ政府は昨年、同国では初となるポリマー素材でできた20ドル、50ドル、100ドルの紙幣が発行されました。そこにはメープルの葉が描かれているんですがカナダ人の植物学者ショーン・ブラニー氏によると、「メープルの葉は国旗にあるようなシュガー・メープルの葉ではなく、ノルウェー・メープルの葉だ」と指摘しています。ノルウェー・メープルはヨーロッパから輸入され、現在では北米でよく見られる種だといいます。

この問題について、同国の中央銀行であるカナダ銀行の広報担当者は、「新紙幣のメープルの葉は意図的にデザインされたものであり、ある特定の種類を表すものではない」と主張。ブラニー氏はこの説明を「事後の言い訳」だとして納得していないそうです。

カナダの新紙幣(20ドル)
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ノルウェー・メープルの葉
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シュガー・メープルの葉
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参考:カナダの国旗

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カナダの国旗は、赤白赤の縦縞で、中央に赤いサトウカエデ(英語: Sugar maple)の葉が配されており、英語ではThe Maple Leaf Flag(「メイプルリーフ旗」)、仏語ではL'Unifolie(「一葉旗」)とも呼ばれる。現在の図柄は1965年2月15日より用いられ、現在に至っている。

サトウカエデはカナダを代表する木で、紅葉の美しさやその樹液からメープルシロップが作られることなどで良く知られている。開拓時代、食べ物がない冬の間、先住民の教えでカエデの樹液をすすって飢えをしのいだというカナダの厳しい自然の中での暮らしを象徴している。

メープルリーフの周りの白は雪の降る様子をイメージしており、国旗の両側にある赤は向かって右側が大西洋、左側が太平洋を示している。また、メイプルリーフの12本のとげは10州と2準を意味している。
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