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ペットとして親しまれる動物、イヌ。元はタイリクオオカミから別に進化した種と考えられているんですが、この進化があったのは『人間の残飯を食べていたから』という研究結果が報告されました。

スウェーデン、ノルウェー、米国の共同研究チームによると、イエイヌが肉食のオオカミから人間の残飯を食べる家畜へと進化したのは、でんぷんを豊富に含んだ食事を消化できるよう遺伝子が変化したためだとする研究結果が23日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載されました。

イエイヌ14品種60匹と、世界各地から集めたオオカミ12匹の遺伝子コードを比較したところ、複数の遺伝子に明確な違いがあったことがわかりました。

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写真:タイリクオオカミ(剥製)、イヌはタイリクオオカミの亜種と考えられている

今回の研究結果について論文の共同執筆者であるスウェーデン・ウプサラ大学のエリック・アクセルソン氏は、 「イヌの消化器系がわれわれ人間の食事に似たものを食べられるよう適応したことを示す発見だ」と説明しています。また、残飯を消化できるようになったオオカミだけがイヌの祖先に進化して生き延びた可能性を示しているほか、「イヌの家畜化が農業の発展と同時期に進んだことも示唆している」と述べ、人類の文明と関わっていたことが分かるともしています。
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