今月はじめ、火星探査車キュリオシティは振動ドリルの試験を行う為、初めて火星面で岩に穴を開けたと発表がありました。今回はその位置が分かる写真を含む360度パノラマを紹介します。
今月6日、火星探査車「マーズ・サイエンス・ラボラトリー」ことキュリオシティは、「ジョン・クライン」と名付けられた火星の岩に初めて穴を開ける試験を行いました。
結果的に幅約1.6cm、深さ約2cmの穴を開けることに成功し試験は終了したんですが、この時撮影した写真が360シティズムで公開されました。
Mars Panorama - Curiosity rover: Martian solar day 177 in New Mexico
今回の試験結果について、もし問題がなければ数日以内にも本格的な掘削作業を開始する予定が組まれています。現在、キュリオシティが活動しているエリアは浅い盆地の「イエローナイフ湾」と呼ばれる所で、過去に繰り返し浸水が発生したと考えられています。
ちなみに、こちらの写真はエストニアの写真家アンドルー・ボドロフ氏が製作したもので、2012年8月にも、着陸直後のキュリオシティの姿が写ったパノラマも製作したものを公開しています。今回の完全パノラマは、キュリオシティの“頭”についている「MastCams」カメラで撮影された画像約130枚を合成したもので、横が約30,000ピクセルのものだといいます。
Mars Panorama - Curiosity rover in New Mexico
歴代火星探査車:マーズ・パスファインダー(中央)、マーズ・エクスプロレーション・ローバー(スピリット、オポチュニティ 左)、マーズ・サイエンス・ラボラトリー(キュリオシティ 右)。
参考:WIRED.jp
結果的に幅約1.6cm、深さ約2cmの穴を開けることに成功し試験は終了したんですが、この時撮影した写真が360シティズムで公開されました。
Mars Panorama - Curiosity rover: Martian solar day 177 in New Mexico
今回の試験結果について、もし問題がなければ数日以内にも本格的な掘削作業を開始する予定が組まれています。現在、キュリオシティが活動しているエリアは浅い盆地の「イエローナイフ湾」と呼ばれる所で、過去に繰り返し浸水が発生したと考えられています。
ちなみに、こちらの写真はエストニアの写真家アンドルー・ボドロフ氏が製作したもので、2012年8月にも、着陸直後のキュリオシティの姿が写ったパノラマも製作したものを公開しています。今回の完全パノラマは、キュリオシティの“頭”についている「MastCams」カメラで撮影された画像約130枚を合成したもので、横が約30,000ピクセルのものだといいます。
Mars Panorama - Curiosity rover in New Mexico
歴代火星探査車:マーズ・パスファインダー(中央)、マーズ・エクスプロレーション・ローバー(スピリット、オポチュニティ 左)、マーズ・サイエンス・ラボラトリー(キュリオシティ 右)。
参考:WIRED.jp