上海に流れる川で、大量の豚の屍骸が流れてくる出来事が続いているのはご存知でしょうか。今回は既に2~3000頭が回収されていという事件について紹介していきます。

2013年3月10日、新華社サイト・新華網によると、黄浦江の上海市松江区流域で大量のブタの死骸が浮いているのが見つかった問題で、10日までに1200頭あまりが回収されたと報じました。豚の屍骸が見つかったのは今月9日で、同日午後4時までに900頭が回収されました。

9日午後、上海市政府は関係部局を集めて現場会議を開催し、水質汚染などを防ぐための必要な対策をとることを決定。死骸の発生源については基本的に上海市の上流とみられることから、現在当局は上流地域と協力し、ブタの耳についているタグなどの生産情報をもとに追跡調査を進めているといいます。

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上海市の主要水源の一つである黄浦江で発生した事件について上海市水道局は9日午後、「飲用水の安全に大きな影響はない」とコメントを発表しています。この発表について新華網は「『大きな影響はない』とはどういう概念か?検査結果は公表できないのか?こんなに速い調査を信頼できるのか?」と異例とも言える政府の対応に懐疑的な見方を示しています。

また、ロイター通信によると豚は現在も上流から流れてくるそうで、中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報によると11日現在、2200頭(一部報道では3300頭)が回収されたと報じています。

屍骸の一部からはウイルス感染した個体が見つかっているものの、大量投棄された理由は現在も分かっておりません。

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黄浦江は太湖を水源に、全長は113キロ。上海市街区も流れ、川幅は300ないし770メートル、平均360メートルとなっています。

参考:Record China 
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