うねうねと金属質の物体が見えますがこれは日本の岐阜県に核融合実験装置の内部です。今回、この実験装置これまでで最高の1億5000万度(電子温度)という超高温状態を作ることに成功したと発表がありました。
新記録を達成したのは岐阜県土岐市下石町にある自然科学研究機構・核融合科学研究所です。核融合発生炉はトカマク型などの磁場閉じ込め方式と、レーザー核融合を行う慣性閉じ込め方式の2つがあるんですが、この施設では世界最大の超伝導核融合炉の『大型ヘリカル装置:LHD(磁場閉じ込め方式)』があります。今回この装置でプラズマの原子核温度が8500万度、電子温度が1億5千万度を記録しました。
これは2011年に記録した最高温度8000万度を500万度上回った値で、電子温度についても1億度を5000万度上回ったものになります。
以下はLHD内部の写真
引用先によると、中央に位置する大型ヘリカル装置は直径9m程のドーナツ型。内部の金属質に見えるのはカーボンのタイルで熱から守る役割をしているそうです。内部入る際はゴミが入らない用クリーンルームと同じような服装で整備、点検が行われます。
また核融合臨界条件の目安としては温度が1億度必要で、核融合発電炉に関しては1.5倍から2倍の2億度が必要とのこと。
参考:岐阜新聞、科学であそぼう サイミューズ
これは2011年に記録した最高温度8000万度を500万度上回った値で、電子温度についても1億度を5000万度上回ったものになります。
以下はLHD内部の写真
引用先によると、中央に位置する大型ヘリカル装置は直径9m程のドーナツ型。内部の金属質に見えるのはカーボンのタイルで熱から守る役割をしているそうです。内部入る際はゴミが入らない用クリーンルームと同じような服装で整備、点検が行われます。
また核融合臨界条件の目安としては温度が1億度必要で、核融合発電炉に関しては1.5倍から2倍の2億度が必要とのこと。
参考:岐阜新聞、科学であそぼう サイミューズ