8309

とある大学の講義で使用された教科書を見るとそこには“「ラブプラスと3次元」の恋愛”という図が。しかも、そのデータは2ちゃんねるで誰かが作った図を引用したものでした。

最近、ネットで話題になっているのはとある大学の「メディアと文化」という講義の際使用される教科書に載っていた図です。この教科書は教授自身が編者という「デジタルメディアの社会学」に掲載されていたものなんですが、なんとラブプラスと3次元、つまり実際の女性との恋愛の違いを表したものを使用していたといいます。

そして元ネタとなったのは2ちゃんねるでコピペされているであろうモノでした。

db98c7e9.jpg


書物「デジタルメディアの社会学」では第1部として「ネットは自由な空間か管理された箱庭か」「ケータイは友人関係を広げたか」「ゲームでどこまで恋愛できるか」などと項目があります。その第4章に「ゲームでどこまで恋愛できるか」とし、『1.美少女キャラは「俺の嫁」か』『2.恋愛ゲームの新局面』『3.恋愛の理想と現実』『4.仮想恋愛のゆくえ』があり、2のなかに「2-2.ゲームとしてのラブプラス」「2-3.ペットとしての「ラブプラス」」そして、4では「4-3. エクストリーム ラブプラス」など強烈なタイトルが付けられています

では、この図が一体なにを表しているのか。前後関係は不明なものの3次元は至る場面で、かつ最終的に「生き地獄」に陥ることがある一方、ゲームでもあるラブプラスは生き地獄に陥ることはなく、必ず「天国」に行き着くということから、支持され売れているということのようです。

とは言え、冷静に考えて⑦は本当に天国なのか。実は見えない線が⑦から⑥にあるに違いないと思った人も少なくはないと思います。

なぜこのような著書に2ちゃんねるのネタが掲載され、大学の講義で使用されいるのか。この前後にどのようなことが書かれているのか2次元の世界に踏み入れてしまった人間にしてみては非常に気になるところです。

28a07699.jpg

Twitter / kyotk: 大学の講義に使う教科書にのってたwwwww http://t ...

デジタルメディアの社会学―問題を発見し、可能性を探る
デジタルメディアの社会学―問題を発見し、可能性を探る [単行本]