
今月21日、路線バス運転手が男2人に襲撃されるという事件がありました。その理由とは、自分たちが作った偽バス停にバスが止まらなかったという意味不明な理由からのようです。
とんでもない理由で逆恨みされ負傷したのはバスの運転手です。21日、チャイナフォトプレスは中国陝西省漢中市で乗ってきた乗客に襲撃されるという事件を報道しました。
記事によると、このバスは漢中市郊外の農村から市内まで運行する路線で発生したといいます。運転手を務める39歳の郭(グオ)さんは18日夕方、始発駅から市内に向かって出発しようとしていました。すると若い男性が突如乗り込んできて、「数日前、お前は臨時停留所で停車しなかったろ、覚えているか?」と話しかけてきたといいます。

写真:勝手に設置された臨時バス停留所
何のことか分からずあっけにとられていると別の若い男性が乗り込んできて、背後に隠し持っていたレンガでいきなり郭さんの頭を殴りつけられました。郭さんによると2人は、車外で待機していたもう1人の男のバイクに乗りこみ逃走していったといいます。
その後の調査によると、この路線は停留所の間隔が長く一部の利用者にとっては不便だったといいます。そういうこともあり、路線上には地元の村民は勝手に「臨時停留所」なるものを何カ所か設け、手書きのプレートをとりつけ乗降を求める始末だったといいます。
郭さんは軽傷で乗客の1人が犯人らが逃走に使用したバイクのナンバーを控えており、通報してくれていたそうです。
ちなみに、バス停はコンクリートで土台に地面に固定されているそうなんですが、住民らは人目につかない深夜に土台ごと掘り起こしては移動を繰り返していると考えられています。
参考:Record China
記事によると、このバスは漢中市郊外の農村から市内まで運行する路線で発生したといいます。運転手を務める39歳の郭(グオ)さんは18日夕方、始発駅から市内に向かって出発しようとしていました。すると若い男性が突如乗り込んできて、「数日前、お前は臨時停留所で停車しなかったろ、覚えているか?」と話しかけてきたといいます。

写真:勝手に設置された臨時バス停留所
何のことか分からずあっけにとられていると別の若い男性が乗り込んできて、背後に隠し持っていたレンガでいきなり郭さんの頭を殴りつけられました。郭さんによると2人は、車外で待機していたもう1人の男のバイクに乗りこみ逃走していったといいます。
その後の調査によると、この路線は停留所の間隔が長く一部の利用者にとっては不便だったといいます。そういうこともあり、路線上には地元の村民は勝手に「臨時停留所」なるものを何カ所か設け、手書きのプレートをとりつけ乗降を求める始末だったといいます。
郭さんは軽傷で乗客の1人が犯人らが逃走に使用したバイクのナンバーを控えており、通報してくれていたそうです。
バス停を勝手に移動する中国
2012年8月、中国安徽省合肥市でバス停周辺にある2つの住宅街が1つのバス停を巡って取り合いをしていると報道がありました。バスを運行している合肥公交グループによると、「移動されたバス停は元の位置に戻しているが、またすぐに勝手に移動されてしまう」と述べ、バスの運転手は「どうしようもない。バス停がある場所に止まるだけだ」と話しています。ちなみに、バス停はコンクリートで土台に地面に固定されているそうなんですが、住民らは人目につかない深夜に土台ごと掘り起こしては移動を繰り返していると考えられています。
参考:Record China