『家』の中に入った状態で歩き続ける謎の中国人。実は、かれこれ5年ほど出稼ぎ先から故郷まで歩いて帰っている最中だといいます。
人民日報(電子版)は、中国・広西チワン族自治区柳州市柳城県で、テントを背負い故郷に向かう男性について報じました。記事によると、男性は柳州市融安県竜城村の出身で、今年38歳。20年前に広東省まで出稼ぎに出ていました。その後、今から5年前に竹やビニールシート、シーツなどで簡易的な家を自作。その家を背負い深セン市から故郷まで歩き始めたといいます。
今の家は彼が自作した3代目で、幅は1.5m、高さは2.2mほど。重さは約60kg。家の中には、ビニールで作った寝床や水汲みの桶、電池で使用する照明などが設置されているといいます。また、炊事用の鍋や歯ブラシなど日常用品も揃っているそうです。
男性によると、普段は道端に落ちているペットボトルを拾って売ったお金で生活費を得ています。毎日50m歩いては家を降ろし、来た道を戻り捨てられているペットボトルを拾い集めているとのことです。これを繰り返し、1日に移動できる距離は約20km。長年家を背負っている関係で、彼の肩にはたこができ、傷痕も見受けられたそうです。
ちなみに、目指す故郷まではあと数十kmほど。5年も続いている家との移動はまもなく終了するとのことです。
参考:Record China
今の家は彼が自作した3代目で、幅は1.5m、高さは2.2mほど。重さは約60kg。家の中には、ビニールで作った寝床や水汲みの桶、電池で使用する照明などが設置されているといいます。また、炊事用の鍋や歯ブラシなど日常用品も揃っているそうです。
男性によると、普段は道端に落ちているペットボトルを拾って売ったお金で生活費を得ています。毎日50m歩いては家を降ろし、来た道を戻り捨てられているペットボトルを拾い集めているとのことです。これを繰り返し、1日に移動できる距離は約20km。長年家を背負っている関係で、彼の肩にはたこができ、傷痕も見受けられたそうです。
ちなみに、目指す故郷まではあと数十kmほど。5年も続いている家との移動はまもなく終了するとのことです。
参考:Record China