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中国で先日、故障のためトンネル内に停車していた列車の窓ガラスが割れるという出来事がありました。調べてみると、どうやら客が換気をするという理由から叩き割っていたことが判ったといいます。

新華社通信は2013年5月29日午後5時すぎ、中国・浙江省台州市で故障により高速列車が5時間以上トンネル内で立ち往生する事故が発生したと報じています。同列車は福建省アモイから上海行きの便で、台州市の台州駅を出発して僅か5分後に故障が発生したとのことです。

これにより車内は一時停電状態となり、あまりの蒸し暑さに乗客は車内に備え付けられている器具で窓ガラスを割り換気したとみられています。 同日午後7時には上海鉄路局が公式ミニブログで、車両の故障により遅延が起きたと伝えたたものの、事故の詳しいことに関しては現在調査中だと答えています。

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写真:同列車内に捨てられたタバコ

勝手に換気する中国人

2012年5月、中国安徽省の合肥駱崗国際空港で旅客機に搭乗していた乗客が「機内が蒸し暑い」という理由に勝手に非常口を開けたというものです。

同機は大連行の旅客機で経由地の合肥空港に着陸。しかし、天候を理由に離陸が取りやめになりました。しかし、この決定に不満を感じた乗客41人が旅客機に籠城。その後、「機内が蒸し暑い」などと述べ、“換気”を理由に飛行機の非常口を開けたといいます。

これにより非常口を開けた女は航空警察に拘束され10日間の拘留処置がとられました。残り40人は翌日の便で大連に向かったとのことです。

参考:Record China