アメリカ海軍の最新鋭艦ズムウォルト級ミサイル駆逐艦の1番艦。今回は『ステルス駆逐艦』とも言えるDDG1000を紹介していきます。(画像はCG)
全長183m、横幅24.5m。直線的な構造が印象的なズムウォルト級ミサイル駆逐艦は1年半後の2015年頃の就役を目指し開発・テストが進めらる見込みです。
ズムウォルト級ミサイル駆逐艦1番艦のズムウォルトです。同駆逐艦の特徴としてはイージスシステムを搭載したイージス艦ではなく、対地攻撃を主な目的とした艦砲を2門搭載していることです。船体形状はこれまでの艦船とはかなり異なっており、ステルス性向上のためレーダー類は当然ながら、はしごや手すり類は外からは見えない位置に作られています。また船室に設けられる窓のほとんどは省かれているとのことです。
ズムウォルト級ミサイル駆逐艦1隻あたりの建造コストは33億ドル(約3300億円)でこれは前級のイージス艦、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の8億ドル(800億円)の約4倍となっています。ズムウォルト級ミサイル駆逐艦は3隻建造され、DDG-1001マイケル・モンスーアが2015年、DDG-1002リンドン・B・ジョンソンが2018年にそれぞれ就役する予定です。
BAEシステムズ 62口径155mm単装砲
AGS(Advanced Gun System)
この艦砲はBAEシステムズ製の62口径155mm単装砲でAGS(Advanced Gun System、先進砲システム)により完全無人化されています。発射速度は毎分10発。AGSにより水上、陸上目標に対し極めて正確な艦砲射撃を行うことが可能となりました。
打ち出される砲弾は無誘導の通常砲弾(射程56km)、ミリ波誘導型対艦用砲弾(射程41km)、そして現在開発中の固体ロケットモーターとGPSを搭載した誘導砲弾LRLAP(目標射程185km)の3つを扱うことができます。
誘導砲弾LRLAP
以下は建設時の写真
参考:Wikipedia
ズムウォルト級ミサイル駆逐艦1番艦のズムウォルトです。同駆逐艦の特徴としてはイージスシステムを搭載したイージス艦ではなく、対地攻撃を主な目的とした艦砲を2門搭載していることです。船体形状はこれまでの艦船とはかなり異なっており、ステルス性向上のためレーダー類は当然ながら、はしごや手すり類は外からは見えない位置に作られています。また船室に設けられる窓のほとんどは省かれているとのことです。
ズムウォルト級ミサイル駆逐艦1隻あたりの建造コストは33億ドル(約3300億円)でこれは前級のイージス艦、アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の8億ドル(800億円)の約4倍となっています。ズムウォルト級ミサイル駆逐艦は3隻建造され、DDG-1001マイケル・モンスーアが2015年、DDG-1002リンドン・B・ジョンソンが2018年にそれぞれ就役する予定です。
BAEシステムズ 62口径155mm単装砲
DDG1000で目を引き付けるのは2門の艦砲です。大戦後、ミサイルの登場で射程が短く精度が劣る艦砲はサイズを小さくし高性能化した火器管制装置により主に飛来するミサイルや航空機といった対空目標に設置されていました。しかし、ズムウォルト級ミサイル駆逐艦の艦砲は先祖返りしたかのように対艦及び対地向けに作られており、対空攻撃を行うようには作られていません。BAEシステムズ 62口径155mm単装砲
AGS(Advanced Gun System)
この艦砲はBAEシステムズ製の62口径155mm単装砲でAGS(Advanced Gun System、先進砲システム)により完全無人化されています。発射速度は毎分10発。AGSにより水上、陸上目標に対し極めて正確な艦砲射撃を行うことが可能となりました。
打ち出される砲弾は無誘導の通常砲弾(射程56km)、ミリ波誘導型対艦用砲弾(射程41km)、そして現在開発中の固体ロケットモーターとGPSを搭載した誘導砲弾LRLAP(目標射程185km)の3つを扱うことができます。
誘導砲弾LRLAP
以下は建設時の写真
参考:Wikipedia