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今月2日、カザフスタン共和国バイコヌール宇宙基地から打ち上げられたプロトンMロケットが打ち上げ後、間もなく墜落した原因について、特定のパーツが上下逆に取り付けられていたことが原因と発表されました。 

2013年7月3日、プロトンMロケットによるロシア独自の測位システムを搭載した衛星の打ち上げが失敗した原因について、RussianSpaceWeb.comは『重要な角速度センサー(DUS)が逆さまに取り付けられていた』と報じています。

記事によると、角速度センサーには正しく取り付けるため矢印が記されており、上向きに取り付けられるはずが実際は複数のセンサーが下向きに取り付けられていたことが分かったとのことです。結果、飛行制御システムが全く異なる情報を受け取ったことで、発射後姿勢を制御しようと大きく回転させ墜落に至ったとしています。
またこの報告書では「このハードウェアの組み立てミスの責任は若い技術者にある」と結論付けているといいます。



発射上から数キロ離れた位置から撮影


これまで同ロケット打ち上げ失敗については宇宙ロケット分野の関係筋として「制御システムかエンジンだろう。発射後10~20秒以内に事故が起こったのであれば、エンジンが原因である可能性が高い」、「これはかなり単純な事故だ。物的要因ではなく、人的要因、しかも製造にからんでいるようだ」と指摘されていました。

参考: WIRED.jp
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