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以前から噂されていた新型ヘリコプター搭載型護衛艦にF-35Bを搭載できるのではないかという話し。日本のメディアによると日本政府は垂直・短距離離着陸型のF-35Bを新たに導入するという動きがあるそうです。

FNNによると、日本政府は次期主力戦闘機として導入予定のF-35Aとは別に、2020年半ば以降を目指し垂直離着陸型のF-35Bの導入を検討していることが明らかになりました。具体的な内容は明らかになっていませんが、これは以前から全通甲板を有する19500トン型護衛艦、いわゆる『いずも型護衛艦』がF-35Bを搭載・運用できるのではないかと言われていました。

2015年の就役を目指し建設が進められている
いずも型護衛艦は海上自衛隊が保有する中では最大の艦船になります。サイズとしてはスペイン海軍の強襲揚陸艦兼軽空母「フアン・カルロス1世」、イタリア海軍の軽空母「カヴール」と同規模で、これらの艦船には10機前後の艦載機が搭載されています。

参考として2013年6月14日には同じ全通甲板を有する護衛艦「ひゅうが」でオスプレイの離着陸、格納テストが行われいずれも成功しています。

2011年、アメリカ強襲揚陸艦ワスプで行われたF-35Bの離着陸試験