中国で橋が丸ごと盗まれるという前代未聞の出来事が発生しました。
中国杭州市、顔家角村という静かな農村に響き渡る「ゴウンゴウン」というクレーンの音。2013年7月12日の朝、この村に100年前から存在する石橋が盗まれていたことに村民が気づきました。
「橋が盗まれるだなんて、信じられるものか!」 村民の顔(イエン)さんは、買い物の帰りに橋泥棒の話を耳にし現場に駆けつけたところ、噂通り橋を支える両脇の橋脚を残し丸ごと盗まれている光景を目にしました。
この橋は“暮省橋”と呼ばれており、長さ約20m、幅約2mのサイズ。85歳になる村の老人によると、この橋は生まれたときにはすでに存在しており、村の南側に行くには必ず渡らなければならないものだったといいます。時代の流れとともに道が整備され橋の利用者が減っていたものの、村の顔として親しまれていたといいます。
村民らの通報により即座に捜査が行われました。今月1日になり、陳および王という容疑者の名前が上がり見らがを確保したといいます。その後の取り調べにより、陳容疑者はカネに困っており、石材所に橋を売って報酬を得ようとしていました。
陳容疑者はクレーン業者の王容疑者に話をもちかけ大型クレーンを手配。解体した橋を輸送するトラックも手配し夜な夜な石を運び出していたといいます。その後、警察と村の幹部は業者の石材置き場に置かれている「暮省橋」を発見。橋は新たに組み直され置かれていたといいます。
参考:Record China
「橋が盗まれるだなんて、信じられるものか!」 村民の顔(イエン)さんは、買い物の帰りに橋泥棒の話を耳にし現場に駆けつけたところ、噂通り橋を支える両脇の橋脚を残し丸ごと盗まれている光景を目にしました。
この橋は“暮省橋”と呼ばれており、長さ約20m、幅約2mのサイズ。85歳になる村の老人によると、この橋は生まれたときにはすでに存在しており、村の南側に行くには必ず渡らなければならないものだったといいます。時代の流れとともに道が整備され橋の利用者が減っていたものの、村の顔として親しまれていたといいます。
村民らの通報により即座に捜査が行われました。今月1日になり、陳および王という容疑者の名前が上がり見らがを確保したといいます。その後の取り調べにより、陳容疑者はカネに困っており、石材所に橋を売って報酬を得ようとしていました。
陳容疑者はクレーン業者の王容疑者に話をもちかけ大型クレーンを手配。解体した橋を輸送するトラックも手配し夜な夜な石を運び出していたといいます。その後、警察と村の幹部は業者の石材置き場に置かれている「暮省橋」を発見。橋は新たに組み直され置かれていたといいます。
参考:Record China