エリア51

映画やドラマでは極秘の基地として登場するエリア51。テレビでは「UFOが・・・」「宇宙人が・・・」とこれまでも登場している場所なんですが、CIAはこの基地の存在を認め主な研究内容を公開しました。

宇宙人やUFOなどその手の話題になると必ずと言ってもいいほど登場するエリア51。ある意味で『オカルトの聖地』のような存在になっていたんですが、この噂されていた施設についてCIAこと米中央情報局は公式に存在を認めました。

今月公開された資料によると同基地はネバタ州のラスベガスから北西に約200kmの位置にあり、これまでグーグルマップなどで『検索できたエリア51』と同じ位置にある施設がこれにあたります。

この資料は2005年に米研究者が行った情報公開請求に基づき今年公開されたもので、具体的な基地内での活動内容は航空監視活動の実験場で、U-2というプログラムでは冷戦時代に旧ソ連のを含む世界各地の監視をしていたといいます。

エリア51

グルーム乾燥湖でのレーダーテスト
▲エリア51のグルーム乾燥湖で行われたA-12(SR-71の試作機)のレーダーテスト

エリア51ことグレーム・レイク空軍基地は155キロ平方メートル(日本でいう川崎市と同じ大きさ)の広さを有する基地です。全体はネリス射撃場の一部でありこの射撃場は新潟県とほぼ同じ面積があります。基地には2つの滑走路と3つの使用されていない滑走路が設けられています。

同基地ではこれまでU-2やSR-71といった高高度偵察機や、初代ステルス機であるF-117といった特殊な航空機の試験飛行場として使用が確認されれていました。

参考:CNN